菖蒲湯 (しょうぶゆ)とは?
5月5日の「端午の節句 (こどもの日)」の日に、ショウブ(菖蒲)の葉や根を入れて沸かすお風呂のこと。
自宅のお風呂で菖蒲湯を行う家庭も多いかと思いますが、多くの温浴施設でも菖蒲湯を行っています。温浴施設にとっては、特別な日となりますので、お出かけしてみてはいかがでしょうか?
菖蒲湯に入る由来は?
菖蒲湯の歴史は、古代中国で始まりました。
「端午の節句」は旧暦の梅雨の季節にあたり、中国でも長雨の時期になり、大雨による被害や病気の流行等を「邪気や魔物の毒気のせい」と考えていました。
菖蒲は古くから邪気を払う薬草と考えられており「端午の節句」に、葉や根を束ねてお風呂に入れる「菖蒲湯」に浸かり、邪気を祓おうという風習が生まれました。
そして、その風習が奈良時代に日本へ伝わったと言われています。
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